言葉を使って、何かがしたい。
日本語教師に憧れ、日本語の基礎から教え方まで学び続けてきた4年間。
しかしいざ検定試験に合格しても自分が日本語教師として働いているイメージが湧かず、他の仕事も視野に入れてみたくなりました。
大学では日本語の面白さや奥深さにずっと触れてきたので、言葉に関わる仕事ができれば最高だな。と思いながらも何も定まらないまま就職活動開始。
自分がやりたいことを模索する中で出会ったのがコピーライターという職業でした。言葉を使って企業と人をつなげる面白さに惹かれ、これまで考えてもいなかった広告業界に足を踏み入れることになりました。
日々、できることが増えていく。
コピーライターはコピーを書くだけが仕事ではありません。ディレクション業務や、WEBサイトの企画構成、クライアントへの企画提案など媒体も仕事内容も幅広く、毎日新しい知識を吸収している感覚があります。
入社当初は知らないことばかりで不安を感じていましたが、今ではできることが少しずつ増えていく感覚に楽しさを感じています。
もちろん、コピーの仕事もたくさん担当してきました。「これだ!」というコピーはなかなか書けず、先輩方に追いつくのはまだまだ先のことに感じますが、感覚をアップデートさせながら腕を磨いていきたいです。
悩む時間がもったいない。
もうすぐ日本アートに入社して2年(2022年3月時点)。面白いアイディアが出せなくて何時間も悩む。コピーを何度も書き直す。その繰り返しで落ち込み、焦ることもあります。
そんな時思い出すのが上司から言われた「今ある自信なんて、持たなくていい。」という言葉。自信をなくして立ち止まっているよりも、ひたすら考え続けることが良い制作物への一番の近道だと思います。
また、仕事は自分一人でするものではなく、チームで連携し合うもの。デザイナーや営業の意見を取り入れながら、もっとクライアントに喜んでもらえる仕事ができるように成長を続けていきたいです。
友人や父親の影響でフィルムカメラを始めました。現像された写真を見て、少し前の楽しかった思い出を振り返る瞬間がたまらないです。旅行やお出かけ先で撮るのも楽しいですが、1年前から保護猫を飼いはじめたので、最近の現像は彼の写真がほとんどを占めています。
社会人になってから現代短歌にはまり、歌集を色々と読むようになりました。
穂村弘さんの「短歌ください」という本で一般人でも短歌を投稿していることを知ってから、自分でも時々つくってみています。短い言葉で言いたいことを表現するというところはコピーライティングと似ていますが、また違った難しさと面白さがあります。